インドからマレーシアにかけてが原産です。花の色は純白で、よく似た種類にイエロー・ジンジャーがあります。地中を這う根茎から高さ1〜2mの茎を伸ばし、30〜50×15cmほどの葉を左右2列に並べてつけます。花は先端に穂のように咲き、中心から突き出た雄しべ(=花雄蘂・かゆうずい)が蝶の触角に見え、花全体が蝶が舞っているように見えるため、バタフライ・ジンジャーとも呼ばれます。良いにおいがするので、フレッシュレイや香水の原料としても使われます。キューバでは、マリポーサ(蝶)と呼ばれ、国花となっています。 マウイ島ではハナに向かう道沿いの熱帯降雨林を流れる渓谷で大群落を見ることができます。