Coconuts Leaf ココナッツリーフ

ココヤシ。正確にはCoconuts Palmと言います、ハワイ名はNuiと言うから大きい木という意味でしょうか。ココはポルトガル語のサル(猿)からつけられました、殻の基部がサルの顔に似ていることに由来します。原産地は不明。東南アジアかインドと考えられていますが、熱帯アジアを中心にひろく分布しており、南国をイメージさせる最も代表的な植物です。幹は高さ10〜30m、太さ50〜80cm、1枚の葉が5〜7mになり、アーチ状に先が垂れて風にそよぐ姿が素敵です。直径20〜30cmの大きさに育つ果実は成熟まで1年ほどかかり、年間1本から10〜80個採れます。実の中はココナッツミルクで有名な飲料用の水分に満たされていますが、だんだんこの水分が無くなります。胚乳はコプラと呼ばれ、ヤシ油をしぼって、化粧品やバター、ロウソクなど原料になります。熟した果実が発芽力を保ったまま、海を渡り、広い地域で見られるようになったようです。ココヤシの収穫は1本の木で50年ほど継続できると言われています。