Big Lehua ビッグレフア

ハワイ島を代表する花で、オヒア・レフア(赤色のレフア)はハワイの固有種で、マウナケア、マウナロアなどの火山に自生する美しく強い花です。ハワイフトモモ科の植物です。条件の良いところでは30mの高木に育つこともあります。溶岩が流れた後でも最初に生えてくるのがレフアで、適応性が高く、乾燥や低温にも耐え、標高300m〜3000mまで分布しています。レフアの森は、火山の女神ペレに捧げられた神聖な場所で、ペレが怒ると溶岩が流れ、森を破壊すると信じています。レフアの花を摘んでしまうと、女神ペレの涙雨が降ると言われています。春から夏にかけて、枝先に赤い房のような花を複集散花序につけます。花弁と萼は目立たず、赤いおしべの花が多数突き出し、これがこの花のイメージを作り上げています。黄色やたまに白色の種類もあります。